悲恋伝説

諏訪伊那飯田

火ともし山(長野県岡谷市)

ひともしやま恋仲だった男が諏訪湖の西へ引っ越したが、男は毎晩山で火をともすことを約束した女は酒の入った筒を持ったまま、灯火を頼りに諏訪湖の反対側から走って男に会いに来た酒の入った筒が熱くなるほど毎夜走ったが、さらに我慢できず遂に湖を泳いで渡...
長野千曲飯山

十三塚(長野県須坂市)

じゅうさんづか須坂新町の飴屋の息子は家業を嫌って京に上り、公家に奉公してその家の姫君と恋仲になった逢瀬がばれた息子は郷里へ戻ったが、姫がその後を追って須坂に来た飴屋の家人は身分違いを怖れて会わせなかったため姫は自害、従者13名も後を追って自...
長野千曲飯山

姫の泣き石(長野県信濃町)

ひめのなきいし芋川の庄(現・信濃町)の殿様の姫君は、ある時身を守って怪我をした若侍と恋に落ちる殿様は兵を率いて戦をするが、姫はそれが心配で割ヶ岳まで出向く(戦乱)その地で、殿様の討死の報を聞き、さらに伝令となった若侍が雷に打たれて死んだため...
宮古島石垣大東

野底マーペー(沖縄県石垣市)

のそこまーぺー黒島に住んでいたマーペーという娘は、強制移住によって野底村に住まわされ、恋人と離ればなれとなった(悲恋伝説)ある時、野底山に登って故郷の島を臨もうとしたが、一番高い山に視界を遮られて見ることが出来なかったあまりの悲しみのために...
名護国頭

恥蔽の碑(沖縄県名護市)

はじうすいのひ隣村同士の男女が恋仲となって、村境の坂で逢瀬を重ねていたある時、男が来るのが遅いので、女が男の村へ行って様子を見ると、男が同じ村の娘と遊んでいた裏切られたと思った女は村境に戻って自害したが(嫉妬猜疑)、そこに遅れて男が到着した...