薩摩川内出水

竹の瀬戸(鹿児島県伊佐市)

たけのせと永禄12年(1569年)島津氏と菱刈氏が戦い(戦国の戦い)、偽の橋を渡った菱刈軍の兵が多数溺死した戦のあった5月6日になると、白馬に乗った若武者の幽霊が淵に飛び込み、これを見た者は死ぬ『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p...
鹿児島霧島

梅ヶ淵(鹿児島県鹿児島市)

うめがふちある殿様に仕えていた梅という侍女が、給仕の際に床板が軋み、放屁したと咎められた(子女受難)梅は無念のあまり甲突川のこの淵に身を投げたことから、梅ヶ淵と呼ばれた(地名の由来)『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.42鹿児島...
身延市川三郷

湯桶の釜(山梨県市川三郷町)

ゆおけのかま芦川のあたりを屏大尽の先祖が通りがかると、淵から老人が現れて、けさん淵にいる娘に手紙を渡すよう頼んだ手紙を見ると、この男を殺して食えとあったので、書き替えて娘に渡した娘は手紙を読むと多くの金や小判を渡してくれたので、長者になった...
身延市川三郷

高下諏訪神社(山梨県富士川町)

たかおりすわじんじゃ別名・姫宮神社北面の武士であった南部重清(地方豪族)は、後花園天皇より寵姫の浅黄の前(女官)と仙洞の名を貰い、郷里へ戻った浅黄の前は京を恋しく思い、ついに道利川に身を投げ、侍女も後を追った(子女受難)それぞれ入水した淵を...
甲府韮崎北杜

獅子淵(山梨県北杜市)

ししぶち塩川を見下ろす位置にあった江草城(獅子吼城)が落ちた時、山に棲む獅子(化け物)が走り下りて塩川の淵に飛び込んで石と化した(化身した石:落城伝説)集落では獅子舞や獅子の玩具も禁じられ、破るとと暴風雨になる(禁忌)『日本の伝説10 甲州...
甲府韮崎北杜

慈照寺 竜王水(山梨県甲斐市)

じしょうじ りゅうおうすい開祖の真翁宗見(名僧)が釜無川の竜王潭(淵)に住む悪龍を済度した(人外の悟り)翌日、翁に変じた竜王潭の主が礼を述べに現れ、本堂の前庭に湧水を出現させたこのことから湧水は竜王水と呼ばれ、それが地名となった(地名の由来...
大月都留吉田

おなん淵(山梨県都留市)

おなんぶち富家(長者)の女中だったおなんは誤って大切な皿(食器)を割って叱られ、滝壺の下の淵に身を投げて死んだその後、必要な膳椀の数を書いて淵に流すと、その分の膳椀を貸し与えた(椀貸伝説)ある時借りた膳椀の半分しか返さなかったため二度と貸し...
甲州笛吹

花魁淵(山梨県甲州市)

おいらんぶち甲斐武田氏(戦国大名)が開発した黒川金山(鉱山)を閉山するにあたり、秘密が漏れるのを怖れてそこで働く遊女を殺した淵の上に舞台を設けて遊女を踊らせ、頃合いを見て舞台もろとも淵に落とした(子女受難:地名の由来)近くを走る国道が閉鎖さ...
大月都留吉田

龍宮淵(山梨県上野原市)

りゅうぐうぶちある百姓が木を伐っていると、誤って斧(刃物)を淵に落としたので、自分も淵に飛び込んだ水底(龍宮)には美女がおり、宝珠を与え「欲しいものの名を書いて淵に投げ入れれば出してやる」と言われた(椀貸伝説)急に金持ちになったため、不審に...
佐渡

鎮目市左衛門の墓(新潟県佐渡市)

しずめいちざえもんのはか初代佐渡奉行を務めた幕臣の墓所浜で釣りをしていた時、大蛸に海へ引きずり込まれかけ、吸盤を剥がそうと自らの手の皮を削ったのが元で死んだ(事故)戸地川の淵に飛び込んだ折、底の岩の隙間に手を挟まれて手首を切り落とし助けられ...