湧水

宮古島石垣大東

犬川(沖縄県宮古島市)

いんがー目黒盛豊見親(琉球の名族)は最大の敵である与那覇原を撃退しで、宮古島を初めて統一したこの戦乱で、目黒盛が飼っていた犬が、7年ぶりに湧水のある洞穴から出てきて暴れ回ったとされる現在は“平和の犬川”と刻まれた石碑が立つ『日本の伝説2 沖...
名護国頭

許田の手水(沖縄県名護市)

きょだのてみず首里から来た侍(殿様)が水を求めて湧水を訪ね、そこにいた娘(乙女)に手ずから水を飲ませてもらった侍は娘のことが忘れられず、ついに首里に呼んで妻とした(恋の伝説:玉の輿)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.73沖縄県名護...
浦添宜野湾

森の川(沖縄県宜野湾市)

むいぬかー奥間大親(おくまうふか)が天女(天人)が湧水で沐浴しているのを見つけ、松の木に掛かっていた羽衣を隠して、妻とした(羽衣伝説)その後天女は昇天したが、残された男児は後に察度王(琉球の名族)となった(生誕伝説)『日本の伝説2 沖縄の伝...
浦添宜野湾

烏帽子井(沖縄県西原町)

ゆぶしがー天女(天人)が沐浴しているところを見つけた男が羽衣を隠したため、天女はやむなく男の妻となる子供が生まれたが、ある時子守唄から羽衣のありかを見つけ、それを身につけると子供を抱えて天に昇ったこの湧水を保護するため、茅で烏帽子のような蓋...
那覇糸満南城

嘉手志川(沖縄県糸満市)

かでしがー尚巴志が按司の頃、自分の持っていた金屏風(家具調度)と交換して南山王・他魯毎(たるみい)から手に入れたとされる湧水この交換が、南山が滅びる原因となったとされる大干魃の時に、山奥から濡れた犬が出てきて発見されたとされる『日本の伝説2...
那覇糸満南城

真嘉戸井(沖縄県八重瀬町)

まかとぅがー2ヶ月続きの祭礼のために2度も神酒を造ることになった真嘉戸という女性が、水汲みに疲れて泣いていたそこに翁(神)が現れ、2度の祭を1回だけに減らし、湧水を与えて生涯幸福に暮らせるよう配慮したという(神仏の加護)この井戸は昭和初期ま...
那覇糸満南城

受水・走水(沖縄県南城市)

うきんじゅ・はいんじゅ2つ並んだ泉(湧水)で、西側が受水、東側が走水と呼ばれる1羽の鶴が稲穂を咥えて飛んでいたが、暴風によってカラオカワ(浜川御嶽)に落ちた開闢神アマミキヨ(琉球の神)が芽の出た稲を見つけ、この地に植え替えて育てた沖縄で最初...
那覇糸満南城

浜川御嶽(沖縄県南城市)

はまがーうたきヤハラヅカサに上陸した開闢神アマミキヨ(琉球の神)が仮住まいしたとされる湧水と洞穴アマミキヨはその後移動してミントングスクに定住した現在は御嶽として祀られている『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.42沖縄県南城市 玉城...
那覇糸満南城

御宿井(沖縄県南風原町)

うすくがーある男が天女(天人)が井泉(湧水)で水浴びをしているところを見つけ、その羽衣を隠した天女は男の妻となり、一男一女をもうけ、地域のノロとして生涯を終えた(羽衣伝説)屋敷跡はデーコク(大国)と呼ばれる拝所となって、直系子孫が管理してい...
那覇糸満南城

直禄井泉(沖縄県那覇市)

しぐるくがー天女(天人)が井泉(湧水)で水浴びをしているのを見かけた男(銘苅子)が羽衣を隠して、帰れなくなった天女を妻とした天女は2人の子をなしたが、ある時、この歌う唄から羽衣の隠し場所を知り、天に帰った(羽衣伝説)残された子は王府に召され...