湧水

河内

龍ノ口霊泉(大阪府東大阪市)

たつのくちれいせん神武東征の折、孔舎衙の戦い(戦乱)で矢を受けて傷ついた五瀬命が傷を洗った湧水善根寺春日神社の王代津祭り(祭礼)のために造られる酒の原料として、この水が使われる『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.92大阪府東大阪市 ...
河内

水呑地蔵尊(大阪府八尾市)

みずのみじぞうそん大和から河内に抜ける街道筋、十三峠近くにある地蔵急坂にあえぐ行人のために空海が祈念して湧き出た湧水がある湧水は脚気などの病気に御利益があるとされる(手足の平癒)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.89大阪府八尾市 ...
河内

楠公産湯の井戸(大阪府千早赤阪村)

なんこううぶゆのいど楠木正成の生誕地とされる地にある井戸跡楠木正成(幼名:多聞丸)誕生時に産湯として湧水が使われた『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.80大阪府千早赤阪村 水分
河内

壺井八幡宮 壺井の井戸(大阪府羽曳野市)

つぼいはちまんぐう つぼいのいど前九年の役の時、源頼義(源氏)は水が涸れて全滅の危機に瀕した石清水八幡宮の御利益で湧水を掘り当てて勝利したので、その水を壺に入れて河内国へ持ち帰った帰国後井戸を掘らせて壺を入れると、水が湧いてきた(創建伝説)...
和泉

七宝瀧寺 志津の涙雨(大阪府泉佐野市)

しっぽうりゅうじ しづのなみだあめ淡路島に住む志津という女官は、若い修行僧に恋をしたが、僧侶は妨げになるとして淡路を立ち去った2年後、志津は僧が犬鳴山にいることを知って山を登るが、途中で力尽きて死ぬ(悲恋伝説)山に白雲が立ち上ると雨が降ると...
和泉

道陸神社(大阪府貝塚市)

どうろくじんじゃこの地を治めていた松浦肥前守(戦国武将)の将兵が、山の清水(湧水)で足の傷を治したこのことから道陸神(道祖神)を祀り、足の神として信仰した(手足の平癒)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.57大阪府貝塚市 木積
和泉

和泉式部恋の淵(大阪府岸和田市)

いずみしきぶこいのふち和泉式部が、思いを寄せる男性と一緒にこの淵の湧水で顔を洗ったところ、恋が成就したとされる(恋の伝説)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.52大阪府岸和田市 上松町
和泉

泉穴師神社 狐堀(大阪府泉大津市)

いずみあなしじんじゃ きつねぼり境内にある豊中公園にあった湧水旱魃で村人が苦しんでいた時、穴師の森に棲む狐が毎夜鳴く場所を掘ると湧き出た『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.49大阪府泉大津市 豊中町
和泉

泉井上神社(大阪府和泉市)

いずみいのうえじんじゃ神功皇后が三韓征伐の途上に行啓した際に突如湧水が出たため、後に霊泉として社を建てた(創建伝説)この“和泉清水”が和泉国の地名の由来となった『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.48大阪府和泉市 府中町
加賀

徳性寺 椿清水(石川県加賀市)

とくしょうじ つばきしみず山中温泉に蓮如が逗留していた際、庄屋の息子が弟子となって開いたとされる寺院蓮如が椿の木の杖で地面を突いたところ湧き出た湧水『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.71石川県加賀市 山中温泉菅谷町