湧水

名古屋

桶狭間古戦場公園(愛知県名古屋市緑区)

おけはざまこせんじょうこうえん桶狭間の戦いで、本陣から逃れた今川義元が織田勢に討ち取られた場所とされる塚から掘り出された、今川義元の墓所とされる“駿公墓碣”が敷地内にある義元首洗いの泉(湧水)があり、泉の中に回る桶があったことから桶狭間の地...
西三河

重原の三井戸(愛知県刈谷市)

しげはらのみついど別名・佐次兵衛井戸家に立ち寄った空海が水を所望し、佐次兵衛は遠くまで時間をかけて水を汲んできた近くに井戸がないことを知った空海は杖で地面を突いて水を出した(湧水)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.74愛知県刈谷市...
西三河

法蔵寺 賀勝水(愛知県岡崎市)

ほうぞうじ がしょうすい東征の折、日本武尊が戦勝を祈願している最中に湧き出てきた湧水これを祝して日本武尊が「賀勝」と3回声を上げたことから名付けられた(地名の由来)徳川家康が幼少の折、手習いのためにこの水を使った『日本の伝説7 愛知の伝説』...
海部知多

桜姫塚(愛知県美浜町)

さくらひめづか桜町大納言の娘・桜姫(姫君)は、家臣の青町と恋に落ちたため家を追い出され、侘び住まいとなるさらに青町が不治の病にかかったため、恋の水(湧水)を求めて一人尾張まで赴いた場所がわからず土地の者に尋ねたところ嘘をつかれ、あまりの落胆...
海部知多

恋の水神社(愛知県美浜町)

こいのみずじんじゃ神のお告げで神水があることを知った允恭天皇が、藤原仲興(廷臣)に命じて探索させた尾張に赴いた仲興は湧水を見つけたが、誰もその名を知らないため“知らぬ沢”と名付けて和歌を詠んだ和歌の中に「君が恋しし水を汲むかな」とあったこと...
尾張

一之御前安産水(愛知県豊明市)

いちのごぜんあんざんすい一之御前社の境内にある霊泉(湧水)沓掛城主・近藤伊賀の娘が女官となり、後奈良天皇に仕えて懐妊、郷里へ帰る途中でこの水を飲んで安産となった『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.44愛知県豊明市 沓掛町一之御前
尾張

賀茂神社 玉ノ井霊泉(愛知県一宮市)

かもじんじゃ たまのいれいせん光明皇后の目の病気(眼病)を治したとされる湧水後年所在が分からなくなったが、江戸時代に掘り出されて井桁(井戸)の遺構も発見された『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.32愛知県一宮市 木曽川町玉ノ井穴太部
安房

蓮華ヶ淵(千葉県鴨川市)

れんげがふち日蓮の生家跡(生誕地)で、2度の地震と津波によって海中に没している(現在の小弁天付近)日蓮誕生の際に蓮華の花が咲き、真水が湧出(誕生水:湧水)、海域で無数の鯛が群れたとされる(生誕伝説)『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p...
安房

小湊誕生寺(千葉県鴨川市)

こみなとたんじょうじ日蓮の生誕地に建立され、津波による流出後、現在地に再建立された(創建伝説)日蓮の産湯に浸かったとされる誕生水(湧水)が境内にあるが、移転のたびに各境内に湧いて出る『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.105千葉県鴨...
安房

神余の弘法井戸(千葉県館山市)

かなまりのこうぼういど空海がこの地を行脚中、ある家に寄って粥を馳走になったが、塩気がなかった塩(食品食材)が手に入らないことを知った空海が、川岸(岸水辺)で杖を突いて塩辛い水の出る井戸を造った(湧水)『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)...