赤子

武雄多久小城

泣きびすさん(佐賀県鹿島市)

なきびすさん文明9年(1477年)大村日向守家親の居城であった蟻尾城は落城し、家親の妻(あるいは乳母)は赤子を連れて落ち延びた(落城伝説)追っ手をやり過ごそうとした時、突然赤子が泣き出したため、捕まることを潔しとせず妻は赤子を刺し、自らも自...
武雄多久小城

心月妙泉尼之碑(佐賀県嬉野市)

しんげつみょうせんにのひ寛永の頃(1624~1644年)、不動山周辺でおこなわれたキリシタン狩りの中で、赤子を背負った一人の女が捕吏によって斬られた(子女受難)女は絶命する直前に念仏を唱えたため、キリシタンではなかったことが分かり、憐れんだ...
武雄多久小城

六角の泣仏地蔵(佐賀県白石町)

ろっかくのなきびす?じぞう生活苦で母親に捨てられた赤子が、乳を求めて泣きながら死んでしまった(子女受難)ある者がその赤子の供養に地蔵を建て、この地蔵に乳を供えると乳が出るようになるとされた(授乳の俗信)また乳を地蔵に掛けると、目から涙を流し...
佐賀鳥栖

蛤水道 ▲お万ヶ池(佐賀県吉野ヶ里町)

はまぐりすいどう おまんがいけ肥前藩の成富兵庫茂安(藩士)が蛤水道(用水路)を通したため、筑紫側の村が水不足となった水を取る役目を引き受けたお万という女が山に入ったが、連れていた赤子が足手まといになるため滝に捨てた(稚児落としの滝:子女受難...
佐賀鳥栖

安生寺 太田観音(佐賀県鳥栖市)

あんしょうじ おおたかんのん子のなかった八ツ並長者は子沢山の叔母を訪れ、民を慈しめば子が出来ると諭され、それを実行して娘をもうけた成長した娘は柳川長者へ嫁いで子をもうけたが、その後八ツ並長者と戦となって家を出された実家へ戻ろうとしたが、父の...
川越所沢飯能

水宮神社(埼玉県富士見市)

みずみやじんじゃある僧侶が一夜の宿を借りたが、かいがいしく世話をした娘がその直後に妊娠して子を生んだ再びこの家を訪れた僧を主人が罵ったが、僧が赤子に息を吹きかけると水に変わってしまった(泡子伝説)さらに僧はその水を使って観音像を描いて主人と...
沼田草津

産石(群馬県中之条町)

うぶいし“吾妻七石”の一つ赤子を連れた女巡礼(巡礼六部)がこの地で休んでいると、嵩山から大岩が転がり落ちて下敷きにしてしまったその後赤ん坊の泣き声が岩の下から聞こえてくるため(声の怪:夜泣き石)、供養したところ泣かなくなった『日本の伝説27...
浜田益田

子落橋(島根県浜田市)

こおとしばし和泉式部は九州の父に会いに行く途中の山陰道で、娘を出産する赤子を連れての旅は無理と悟り、道中で娘を棄てたとされる橋(子女受難)棄てた子は後の小式部内侍『日本の伝説48 出雲・石見の伝説』(角川書店)p.104島根県浜田市 三隅町...
松江出雲

大雄寺(島根県松江市)

だいおうじ中原町の飴屋に白無垢の女性(幽霊)が訪れ、毎夜一厘分の飴湯を買って帰った不審に思った店の者が後を追うと、大雄寺の墓の前で姿を消し、墓から赤ん坊の泣き声が聞こえた墓には女性の死体に寄り添うように赤子がおり、そばに水飴(食品食材)の入...
松江出雲

普門院(島根県松江市)

ふもんいん謡曲「杜若」を門前の橋で歌うと、女の幽霊が現れ怪異が起こる(禁忌)ある武家が謡をして帰宅したところ、家の門前に女が立っており、文箱(箱類)を渡すとかき消えた不審に思い開けると中に赤子の生首があり、客間に首のない我が子の死体が置かれ...