長者

八尾河内長野

黄金塚(大阪府河内長野市)

こがねづか諸越長者は栄耀栄華を極めていたが、ある時貧しい一家の団欒を見て、その暮らしに憧れを持った旅の僧が「貧乏になりたければ毎食ごとに箸を邸外に捨て、それが大きな塚になる頃に願いが叶う」と言ったそれを実行して10数年後に一文無しとなった長...
大阪

舎利尊勝寺(大阪府大阪市生野区)

しゃりそんしょうじ生野長者の子は生来唖(不具者)であったが、聖徳太子が過去の因縁(過去世で仏舎利を預かっていたこと)を思い出させて、口から3粒の舎利を吐き出させた3粒のうち2粒は四天王寺と法隆寺に、残りは長者に与えて寺を建立させた(創建伝説...
大阪

鶯塚(大阪府大阪市北区)

うぐいすづか長柄長者の娘は鶯を飼って、大層可愛がっていたある時病で娘が亡くなると、飼っていた鶯は餌を食べなくなり、初七日の日に死んだ(動物報恩譚)両親は、娘の墓の横に鶯の墓を造り、それが鶯塚と呼ばれるようになった(畜類供養)『日本の伝説8 ...
宇治長岡京

講田寺 笑地蔵(京都府八幡市)

こうでんじ わらいじぞう長柄橋の人柱となった父の巌氏(長者)を思い、喋らなくなった娘は父の菩提を弔うため出家して不言寺を建て、長柄橋の橋柱(用材)で地蔵を造ったあるいは離縁を免れた娘が、夫の死後に不言寺を建てたともその後不言寺が廃寺となり、...
大阪

長柄の人柱碑(大阪府大阪市淀川区)

ながえのひとばしらひ推古天皇(在位:593~628年)の時代、長柄の橋は幾度となく流されたため、人柱を立てることに決めたこの時通りがかった垂水長者の巌氏が、袴に継ぎ当てのある者を人柱にと進言した巌氏の袴に継ぎ当てがあったため、言った本人が人...
七尾羽咋

蛇池(石川県羽咋市)

じゃいけ?大蛇が棲む底なしの池と言われ、池に入ると尻を抜かれる長者が植えたところ、千石もの実が採れたという豆の木を抜いた跡にできた池とされる別伝では継子に炒り豆を与えて植えさせたところ1粒だけ生豆があり、それが巨木となった(継子殺し)『日本...
七尾羽咋

山出稲荷神社(石川県羽咋市)

やまでいなりじんじゃかつては石城別命(豪族)の陵墓の上にあったが、宮内省陵墓参考地となったため、観音寺境内に安置された越前の金ケ崎長者の娘が、この観音像(仏像)を奉じて羽咋の岡長者と夫婦となった『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店...
加賀小松

長者屋敷跡(石川県加賀市)

ちょうじゃやしきあとこの地には牛首長者が住んでおり、そこに龍の化身である娘が一緒に暮らすようになった長者の死後、娘は龍に戻ったが、その脇には3枚の鱗が生えていた屋敷は砂嵐で一夜のうちになくなり、海岸(浜海岸)にある奇岩怪石が屋敷跡とされる(...
金沢

芋掘り藤五郎神社(石川県金沢市)

いもほりとうごろうじんじゃ芋掘り藤五郎(長者)を祭神とする(炭焼き長者)このあたりで藤五郎は自然薯(芋)を掘って生活をしていたとされる境内にある“藤五郎鍬掛の松”の初代は、根元に金銀が隠されていると言われ、掘り返されたため枯死した(財宝伝説...
金沢

金城霊澤(石川県金沢市)

きんじょうれいたく金澤神社のそばにある、芋掘り藤五郎(炭焼き長者)が芋を洗った湧水芋に付いていた砂金が溜まっており、藤五郎は長者となった金沢の地名の由来『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.13日本伝承大鑑:石川県金沢市 兼六...