室戸安芸

由里の墓(高知県北川村)

ゆりのはか野川街道・岩佐番所の娘の木下由里は、佐喜浜の庄屋に嫁ぎ男児を生んだが、病のため実家に戻された実家で病死した由里は夜な夜な街道を下って佐喜浜まで行き、乳飲み子を育てた(親子の情愛)幽霊の由里は、庄屋宅に貼られた御札のため入れず、通り...
前橋伊勢崎

黒髪山神社(群馬県榛東村)

くろかみやまじんじゃ実りをもたらす雨を降らせる雷雲が発生する山を御神体とし、水神の“闇龗神(くらおかみ)”から転訛して“黒髪”となったとされる(名称の由来)御神体である黒髪山の正式名が相馬山のため、相馬山神社とも平将門を祀り、将門が美しい黒...
指宿枕崎日置

手蓑峠(鹿児島県南九州市)

てみのとうげ知覧の領主から急ぎの手紙(文書)を預かった藩士が峠を越える途中でにわか雨に遭った峠に生える茅で蓑(雨具)を作って手紙を濡らさずに済ませたので、領主が手蓑峠の名を付けた(地名の由来)『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p....
甲府韮崎北杜

八牛の池(山梨県北杜市)

やつうじのいけかつて大きな池があり、8つの頭を持った牛が池の主として棲んでいた八ヶ岳が噴火、焼けた石が飛んできて池が小さくなったので、牛は信濃の八那池に移った池の水が濁ると雨が降ると言われる『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.83...
甲府韮崎北杜

▲宿借り石(山梨県北杜市)

やどかりいし若神子の七不思議の1つで、若神子城址の南斜面にある巨石甲斐源氏の2代目・源義清(あるいは初代・新羅三郎義光)が雷雨の折、この岩の下の凹みに隠れて雨宿りした『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.78山梨県北杜市 須玉町若神...
泉大津岸和田

七宝瀧寺 志津の涙雨(大阪府泉佐野市)

しっぽうりゅうじ しづのなみだあめ淡路島に住む志津という女官は、若い修行僧に恋をしたが、僧侶は妨げになるとして淡路を立ち去った2年後、志津は僧が犬鳴山にいることを知って山を登るが、途中で力尽きて死ぬ(悲恋伝説)山に白雲が立ち上ると雨が降ると...
加賀小松

御鍋(石川県白山市)

おなべ国道360号にあるスノーシェッドの途中にある石白山参拝道(加賀禅定道:参道)最初の手洗所で、自然石で出来た御手水鉢が残る手水鉢の水は日照りでも減らず、理由なくかき混ぜると翌日は必ず雨になる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店...
呉竹原東広島

虎御前の墓(広島県東広島市)

とらごぜんのはか曾我十郎の愛妾であった虎御前の墓(宝篋印塔)と呼ばれるものが、民家の裏庭にある(墓所)6月28日は“虎御前の涙”と呼ばれ、必ず雨が降るとされる『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.74広島県東広島市 河内町上戸野
丸亀善通寺

伊舎那院(香川県三豊市)

いしゃないんこの寺にいた下男が雨の日に傘も差さず出掛けるのを見て、住職が数珠を通してその正体を見たその後ろ姿は、天王淵に棲む善女龍王(龍)であったため、住職は小豆飯を下男に食べさせて暇を与えた(人外の悟り)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川...
丸亀善通寺

丸亀城(香川県丸亀市)

まるがめじょう城の石垣建築が難航したため、雨の日に通りがかった豆腐売りを人柱にしてしまった雨の日になると、石垣周辺では男が豆腐を売る売り声が聞こえるようになったという(声の怪)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.49香川県丸亀市 一...