四国八十八ヶ所

四万十足摺

金剛福寺 和泉式部の逆修塔(高知県土佐清水市)

こんごうふくじ いずみしきぶのぎゃくしゅうとう四国八十八ヶ所霊場第38番札所の金剛福寺境内にある和泉式部の毛髪が収められた逆修塔とされる『日本の伝説22 土佐の伝説』(角川書店)p.84高知県土佐清水市 足摺岬
室戸安芸

金剛頂寺 一粒万倍の釜(高知県室戸市)

こんごうちょうじ いちりゅうまんばいのかま四国八十八ヶ所霊場第26番金剛頂寺境内にある釜(鍋釜)空海が開基した時、3合3勺の米を釜に入れて炊いたところ、万倍の飯(食品食材)となって飢えた者を救った『日本の伝説22 土佐の伝説』(角川書店)p...
室戸安芸

金剛頂寺 鳴かずの池(高知県室戸市)

こんごうちょうじ なかずのいけ四国八十八ヶ所霊場第26番札所・金剛頂寺の本堂下にある池蛙がたくさんいて鳴いていたが、空海が修行の邪魔として法力で鳴かないようにした(音止伝説)“蓮池”とも呼ばれる『日本の伝説22 土佐の伝説』(角川書店)p....
室戸安芸

不動堂(高知県室戸市)

ふどうどう四国八十八ヶ所霊場第26番札所・金剛頂寺が長らく女人禁制であったため、女性が代わりに参った堂宇このことから“女人堂”とも呼ばれる漁夫の女房が集まってお籠もりをし、船霊が喜ぶとされた猥歌(音曲)を歌う習慣があった(特別な奉納)『日本...
西讃

枯木地蔵(香川県三豊市)

かれきじぞう空海が本山寺(四国八十八ヶ所霊場)本堂を建立の際、天狗が用材を現地に運んだ運んでいる途中、柱(用材)の1本を田の中に落としたが、それを使ってできた地蔵『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.69香川県三豊市 豊中町本山甲
西讃

本山寺(香川県三豊市)

もとやまじ四国八十八ヶ所霊場の1つ国宝の本堂は、木ごしらえをして材木をここへ持ってきて空海が一夜で建てたとされる(一夜作り伝説)長宗我部軍の侵攻を止めようと住職が斬られたところ、脇侍の阿弥陀如来像(仏像)が血を流した(血の怪)ため、本堂を焼...
西讃

弥谷寺(香川県三豊市)

いやだにじ四国八十八ヶ所霊場の1つ日本三大霊場の1つともされ、死者の還る場所として信仰される本堂近くの水場にある洞穴が、神仏の世界(異界)の入口であるとされる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.64香川県三豊市 三野町大見
西讃

曼荼羅寺 不老の松(香川県善通寺市)

まんだらじ ふろうのまつ四国八十八ヶ所霊場・曼荼羅寺にあった空海手植えの松とされたが平成に枯死、残った幹で大師像(貴人像)が造られた『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.58香川県善通寺市 吉原町
西讃

出釈迦寺 捨身ヶ嶽禅定(香川県善通寺市)

しゅっしゃかじ しゃしんがたけぜんじょう四国八十八ヶ所霊場の出釈迦寺の奥の院空海は幼少時に断崖に登り、仏門に入り人を救う願いが叶えられるか、自ら断崖から飛び降りて確かめた飛び降りた空海を釈迦如来が救い、願いが叶うことを示したとされる(神仏の...
西讃

善通寺(香川県善通寺市)

ぜんつうじ四国八十八ヶ所霊場の1つ空海の父である佐伯善通の屋敷跡に建てられた寺院(創建伝説)空海産湯の井戸がある(生誕伝説)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.56香川県善通寺市 善通寺町