四国八十八ヶ所

西讃

枯木地蔵(香川県三豊市)

かれきじぞう空海が本山寺(四国八十八ヶ所霊場)本堂を建立の際、天狗が用材を現地に運んだ運んでいる途中、柱(用材)の1本を田の中に落としたが、それを使ってできた地蔵『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.69香川県三豊市 豊中町本山甲
西讃

本山寺(香川県三豊市)

もとやまじ四国八十八ヶ所霊場の1つ国宝の本堂は、木ごしらえをして材木をここへ持ってきて空海が一夜で建てたとされる(一夜作り伝説)長宗我部軍の侵攻を止めようと住職が斬られたところ、脇侍の阿弥陀如来像(仏像)が血を流した(血の怪)ため、本堂を焼...
西讃

弥谷寺(香川県三豊市)

いやだにじ四国八十八ヶ所霊場の1つ日本三大霊場の1つともされ、死者の還る場所として信仰される本堂近くの水場にある洞穴が、神仏の世界(異界)の入口であるとされる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.64香川県三豊市 三野町大見
西讃

曼荼羅寺 不老の松(香川県善通寺市)

まんだらじ ふろうのまつ四国八十八ヶ所霊場・曼荼羅寺にあった空海手植えの松とされたが平成に枯死、残った幹で大師像(貴人像)が造られた『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.58香川県善通寺市 吉原町
西讃

出釈迦寺 捨身ヶ嶽禅定(香川県善通寺市)

しゅっしゃかじ しゃしんがたけぜんじょう四国八十八ヶ所霊場の出釈迦寺の奥の院空海は幼少時に断崖に登り、仏門に入り人を救う願いが叶えられるか、自ら断崖から飛び降りて確かめた飛び降りた空海を釈迦如来が救い、願いが叶うことを示したとされる(神仏の...
西讃

善通寺(香川県善通寺市)

ぜんつうじ四国八十八ヶ所霊場の1つ空海の父である佐伯善通の屋敷跡に建てられた寺院(創建伝説)空海産湯の井戸がある(生誕伝説)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.56香川県善通寺市 善通寺町
西讃

道隆寺(香川県多度津町)

どうりゅうじ四国八十八ヶ所霊場の1つ領主(地方豪族)の和気道隆が、毎夜光る桑の木を怪しみ、そこに向かって矢を放ったその時誤って乳母を射殺してしまったため、その木を伐って仏像を彫り、堂を建てたことから始まる(創建伝説)『日本の伝説5 讃岐の伝...
高松坂出

白峯寺 頓証寺殿(香川県坂出市)

しろみねじ とんしょうじでん白峯寺(四国八十八ヶ所霊場)境内にある、崇徳上皇の廟所(陵墓)守護神として白峯権現相模坊(天狗)も祀られている西行が白峯陵を訪れ、和歌を詠んだ際に、堂が鳴動したとされる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p....
高松坂出

讃岐国分寺 梵鐘(香川県高松市)

さぬきこくぶんじ ぼんしょう百々[童洞]淵の大蛇がかぶっていた鐘とされ、別子八郎(武人)によって讃岐国分寺(四国八十八ヶ所霊場)に奉納された生駒一正(大名)が気に入って城下に持ち帰ったが、「国分寺へいのう(帰ろう)」と鳴り響くため、元に戻し...
高松坂出

百々淵(香川県高松市)

どうどうのふち「童洞」とも表記鮎滝橋の北にある淵大蛇が棲み着いており、別子(別枝)八郎という弓の名人(武人)が退治しようとした大蛇は頭に鐘をかぶり矢を防いだが、二の矢に当たり、数日後死体が河口の沖合に浮かんだ(化け物退治)大蛇のかぶっていた...