手足

東三河

弁天渕の石祠(愛知県設楽町)

べんてんぶちのいしぼこら長篠の戦いで敗走した望月右近太夫(戦国武将)の奥方は、夫の消息を尋ねて三河へ赴いたその途中で奥方は殺され、遺骸は川に投げ棄てられ、その右手(手足)だけがさらに下流に流されてきた(子女受難)腕が流れ着いた集落では凶事が...
北信

化け杉(長野県高山村)

ばけすぎ福島正則(大名)がこの地で亡くなり、その葬儀の際に悪魔が襲いかかり、死体を奪った(火車)その時に片腕(手足)だけが落ち、そのまま杉の木に変じたこの杉は切ろうとすると血を噴き出し(血の怪)、唸ったり、木屑が元通りに戻ったりする怪事が起...