日蓮

佐渡

真浦霊蹟(新潟県佐渡市)

まうられいせき赦免された日蓮がこの浜(浜海岸)から舟に乗り、海域で題目を唱えると、南無妙法蓮華経の文字が波間に見えた海岸には通称の“波題目”の碑がある『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.32日本伝承大鑑:新潟県佐渡市 真浦
佐渡

経島(新潟県佐渡市)

きょうじま日蓮の赦免状を持って佐渡に駆けつけた高弟の日朗(名僧)は嵐に遭って漂着、この島で一晩読経して明かした(地名の由来)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.31新潟県佐渡市 小木
佐渡

おけやき(新潟県佐渡市)

おけやき佐渡に流罪(法難)となった日蓮が上陸し、最初の一夜を過ごした欅の大樹この際土地の所有者であった老婆から粥(料理)の接待を受け、お礼として血曼荼羅と鍋(鍋釜)を与えた『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.31新潟県佐渡市 松ヶ崎
佐渡

弘樹寺(新潟県佐渡市)

こうじゅじ弘樹寺の僧侶は法論で日蓮に敗れてその場から逃げたが、その背中に日蓮の投げた筆が題目を書いた僧は背中の題目を削ったが、しゃくしのように凹んでも消えずに残ったこの僧は仏となり、今も寺の本尊(仏像)として祀られている『日本の伝説9 佐渡...
佐渡

根本寺 犬塚(新潟県佐渡市)

こんぽんじ いぬづか日蓮を憎む者が食事に毒を入れて出し、不審に思った日蓮が犬に食べさせた犬が死んだため、憐れに思った阿仏房が塚を建てて葬った(鳥獣墓)塚の周囲に生えた笹は犬の精といわれ、毒を消すため箸にすると良いとされた『日本の伝説9 佐渡...
佐渡

佐渡塚原跡碑(新潟県佐渡市)

さどつかはらあとひ佐渡に流罪(法難)となった日蓮が最初に住処とした場所塚原は墓地であり、そこにあった三昧堂を住処としたとされる平成19年(2007年)に配流比定地として記念碑が建立された『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.28新潟県...
佐渡

本覚寺 袖ヶ沢霊蹟(新潟県佐渡市)

ほんがくじ そでがさわれいせき日蓮の説法の折、一人の美しい女性が衣(衣類)の左袖を差し出して題目を書いてもらったその女性は七面天女であり、この袖は安芸国の厳島神社(一之宮)の弁財天社に降ってきて社宝となっている『日本の伝説9 佐渡の伝説』(...
佐渡

御井戸庵(新潟県佐渡市)

おいどあん佐渡に流罪となった日蓮を、帰依した中興入道(僧侶)が招いて庵を建てた日蓮が掘り当てた井戸があり、この水を取り寄せて『歓心本尊抄』を書き著した井戸の水は眼病に効くとされるこの地で日蓮が経文を読んでいると蛙がうるさく鳴くので、一喝した...
安房

清澄寺(千葉県鴨川市)

せいちょうじ12歳の日蓮が最初に修行を始めた寺院21日間の断食行の直後に血を吐いたが、それが笹(凡血の笹)に付いて黒い斑点となっている(血の怪:変種の起源)京や奈良の大寺院で修行を積んだ後でこの地に戻り、旭が森で最初に題目を唱え、日蓮と改名...
安房

西蓮寺(千葉県鴨川市)

さいれんじ寺の薬師如来の前に捨てられていた赤子が成長したのが日蓮であるとの伝承が残る(生誕伝説)日蓮の乳母の墓がある『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.107千葉県鴨川市 内海