高知物部川

小松神社(高知県香美市)

こまつじんじゃ一人の老婆が御神体を背負ってこのあたりの村まで来て祀った(創建伝説)間もなく御神体が光って谷底へ飛んで落ちたため、老婆がそれを追って、そのまま谷底に安置した(動く絵や像)老婆の使っていた杖が、境内にある松の木に成長した『日本の...
奈良宇陀

御杖神社(奈良県御杖村)

みつえじんじゃこの地で一泊した倭姫命が出立した時に杖を忘れていった(あるいは天照大神を祀る候補地として置いていった)その後、この杖を御神体として神社が創建された(創建伝説)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.92奈良県御杖村 神末
奈良宇陀

大師の硯石(奈良県山添村)

だいしのすずりいし空海が杖で石の上を突くと、海水が湧いてきて、それを元に塩(食品食材)を取りだして村人に与えた(奇岩怪石)穴の中の海水は、伊勢湾の干満(潮汐)に合わせて増減するとされる塩を与えられたことから、このあたりの地名は大塩となった(...
西毛

長学寺 虎銀杏(群馬県富岡市)

ちょうがくじ とらいちょう長学寺は、尼となって供養の行脚をしていた虎御前が草庵を結んだ寺院で、境内にお手植えの銀杏の木が残る持っていた杖を挿したものが成長したともされる『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.129群馬県富岡市 上高尾
北毛

龍沢寺 妙全杉(群馬県中之条町)

りゅうたくじ みょうぜんすぎ天養元年(1144年)に妙全尼(尼僧)がこの地を訪れて龍沢寺を建立したその時使っていた杖を地面に挿したままにしたところ、杉の大木となった『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.86群馬県中之条町 日影
北毛

鳴尾の熊野神社大杉(群馬県嬬恋村)

なるおのくまのじんじゃおおすぎ別名“逆さ杉”とも呼ばれる、樹齢1100年の杉の大木空海が巡錫中この地に立ち寄り、杖にしていた杉の枝を地面に挿したものが根付いた『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.83群馬県嬬恋村 門貝
中毛

珊瑚寺 涙の梅(群馬県前橋市)

さんごじ なみだのうめ珊瑚寺七不思議の1つ梶原景時(源平の武将)の娘が、梶原父子と源頼朝を供養せよのお告げで寺へ来て、杖としていた梅の枝を地面に挿した成長した梅の木の横で住職が座禅していると、感銘した木から涙のように露が滴り落ちてきた念仏を...
東毛

長楽寺開山堂 牛石・逆さ竹(群馬県太田市)

ちょうらくじかいざんどう うしいし・さかさたけ世良田の長楽寺の開山に招かれた栄朝禅師(名僧)が乗ってきた牛が倒れてそのまま石となった(化身した石)また栄朝禅師が使っていた竹の杖を境内の地面に挿したところ、根付いて竹藪となった『日本の伝説27...
南薩

飯倉神社 川辺の大クス(鹿児島県南九州市)

いいくらじんじゃ かわべのおおくす根回り25m、高さ13mの楠の巨木祭神の玉依姫のお手植とされる、あるいは地面に挿した杖が成長したとされる『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.104鹿児島県南九州市 川辺町宮
鹿児島霧島

蒲生八幡神社 蒲生のクス(鹿児島県姶良市)

かもうはちまんじんじゃ かもうのくす日本一の大きさの楠の木和気清麻呂がこの地を訪れ、持っていた杖を挿したところ根付いた横恋慕で出水を追われた若者が、相思相愛の姫から貰った種を蒔き、それが生長した楠の木(悲恋伝説)『日本の伝説11 鹿児島の伝...