桔梗の前

秩父

九十九神社(埼玉県秩父市)

きゅうじゅうきゅうじんじゃ平将門の敗死後、夫人の桔梗(桔梗の前)以下99名の侍女がこの地まで逃げてきたが、逃れきれず全員が自害した(子女受難)自害した侍女は九十九神社に祀られ、七日七晩その血が流れた川(河川)は大血川と呼ばれた(地名の由来)...
東毛

只上神社(群馬県太田市)

ただかりじんじゃかつて“胴筒の宮”と呼ばれた平将門の遺体を鶏足寺に送る途中、首が声を発したため胴体のみこの地に埋めた(胴塚:創建伝説)将門の愛妾・桔梗の前はこの地の出身で、敵に内通したため、この地では桔梗の花が咲かない『日本の伝説27 上州...
北総

桔梗塚(千葉県佐倉市)

ききょうづか将門口ノ宮神社の奥宮であり、平将門の愛妾であった桔梗(桔梗の前)の墓とされる桔梗が将門を裏切った呪いのため、この地では桔梗の花が咲かないとされる『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.27日本伝承大鑑:千葉県佐倉市 将門町