特有の願掛け

中信

灸地蔵(長野県松本市)

きゅうじぞう背中の部分に、縦に10個の穴が開いている地蔵この部分に灸(薬品)をすえてから、自分の患部にも灸をすると効果が上がるとされる(病気平癒)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.78長野県松本市 梓川倭
先島諸島

仲間元(沖縄県宮古島市)

なーまむとぅ航海守護の神で、村民が航海に出る時、聖地から小石を神として持ち出し、帰宅後それを戻す特有の願掛け沖縄本島へ航海した男が、本島の浜で自分の作った船の玩具と小石を発見した帰宅すると、沖に流れた船の玩具を追って子供が溺死したことを知り...
洛外

車折神社(京都市右京区)

くるまざきじんじゃ清原頼業(廷臣)を祀り、後嵯峨院(天皇)の牛車がこの地で突然止まって轅が折れたことから社名がついた(創建伝説)頼業の名から、金が「より」、事が「なり」、商売繁盛(金運)のご利益がある神石を1個借り、祈願成就すると1個石をつ...
洛中

石像寺 釘抜地蔵(京都市上京区)

せきぞうじ くぎぬきじぞう石像寺に祀られる地蔵特有の願掛け、釘抜き(大工道具)と2本の釘を奉納する両腕が動かなくなった紀伊国屋の夢枕に地蔵が立ち(夢告)、腕から釘を抜いて病を治したことから始まる(創建伝説)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川...