東三河岩屋観音 観音像(愛知県豊橋市) いわやかんのん かんのんぞう豊川に架かる吉田大橋の架橋を請け負った江戸の大工の棟梁2名が難工事のために岩屋観音堂に参籠した2人は同時に同じ夢を見て架橋の工法を思い付き、難工事を完成させた(神仏の加護)橋の完成後に2人は浄財を集め、岩屋観音堂... 2025.05.12東三河
東三河岩屋観音(愛知県豊橋市) いわやかんのん池田氏(大名)はかつて吉田(豊橋)を領地としていて岩屋観音を篤く信仰していた宝永4年(1707年)池田綱政は白須賀宿に滞在中、夢で観音から地震と津波が来ると告げられた(夢告)池田候が急ぎ宿を発ったその直後に地震と津波が起こり、... 2025.05.12東三河
西三河明星院 片目不動尊(愛知県岡崎市) みょうじょういん かためふどうそん徳川家康が戦場で劣勢に立たされた時に(戦乱)、白衣の武人が現れ加勢した武人は敵方の矢で片目を射抜かれると姿を消したが、徳川方が勝利した勝利の後に明星院へ行くと、本尊の不動明王の片目が潰れており、武人の正体を... 2025.05.12西三河
西讃出釈迦寺 捨身ヶ嶽禅定(香川県善通寺市) しゅっしゃかじ しゃしんがたけぜんじょう四国八十八ヶ所霊場の出釈迦寺の奥の院空海は幼少時に断崖に登り、仏門に入り人を救う願いが叶えられるか、自ら断崖から飛び降りて確かめた飛び降りた空海を釈迦如来が救い、願いが叶うことを示したとされる(神仏の... 2025.03.04西讃
東讃隠れ荒神(香川県三木町) かくれこうじん一名を大藤神社という長宗我部元親の軍勢がこの地を攻めてきた時(戦国の戦い)、村人は無事を八幡様に祈願した軍勢が近くまで来ると、霧が立ちこめで集落を隠してしまい、そのまま別の集落へ向かったというそのお礼として建立された神社とされ... 2025.03.02東讃
村山白鷹四十八沼(山形県山辺町) はくちょうよんじゅうはちぬま水に不便していた村木沢集落では、箱根明神へ水祈願に村の者を派遣した途中の渡し場で白蛇を助けると、箱根明神が白蛇を助けたお礼に2つの徳利(酒器)を授けた(神仏の加護)村に持ち帰ったが、徳利の1本を倒してしまうと大き... 2025.02.15村山
島尻真嘉戸井(沖縄県八重瀬町) まかとぅがー2ヶ月続きの祭礼のために2度も神酒を造ることになった主婦が、水汲みに疲れて泣いていたそこに翁(神)が現れ、2度の祭を1回だけにし、湧水を与えて幸福に暮らせるよう配慮したという(神仏の加護)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)... 2025.01.09島尻
洛中蛸薬師 鯉地蔵(京都市中京区) たこやくし こいじぞう蛸薬師(永福寺)の境内にある大切な手紙を届けに鴨川を渡った若者が文箱を流してしまった大きな鯉が文箱を取り戻してくれたが、それが地蔵が変化したものであったという(神仏の加護)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.5... 2024.12.17洛中