草木

金沢

堂形のシイノキ(石川県金沢市)

どうがたのしいのき旧石川県庁舎の正面玄関前に、左右一対で植えられた、高さ約12~13m、樹齢約300~400年の椎の木加賀騒動(お家騒動)で処罰された大槻伝蔵(藩士)の屋敷にあったものを移植したとされる一説では、2代藩主・前田利常(大名)の...
呉竹原東広島

乙女椿(広島県呉市)

おとめつばき長者の娘と貧しい漁夫が恋仲となったが、その身分違いに嘆き2人で海に身を投げた(悲恋伝説)男の遺体は能美島へ、娘の遺体は呉浦へ流れ着き、やがて両方の場所から椿の木が生えた能美島の椿はしばらくして枯れたが、呉浦の椿は大木となり“乙女...
広島廿日市

福王寺 燈明杉(広島県広島市安佐北区)

ふくおうじ とうみょうすぎ福王寺が現在地の向かい側の山にあった時、空海がそこから眺めて、杉の木の先端に灯り(怪光)がともっているのを見つけた4世住職が明徳3年(1392年)に植えた杉で、善人には杉にともる燈明が見えるが、悪人にはそれが見えな...
広島廿日市

錫杖の梅(広島県廿日市市)

しゃくじょうのうめ弥山七不思議の1つで、空海が立て掛けた杖が根を張って梅の木になった(あるいは錫杖で突いた穴から梅の木が生えたとも)日本の国に凶事が起こる年には花が咲かないとされる(変事の知らせ)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p...
名古屋

戦評の松(愛知県名古屋市緑区)

せんぴょうのまつ桶狭間の戦いの際に、今川軍の軍議がこの松の木の下で行われたことから名が付いた。ある鰻屋(商人)が行商のため、夜明け前にこの松の下を通りがかった時、上空に白馬に乗った白装束の幽霊を見た幽霊の正体は今川義元で、見たことを固く口止...
豊橋豊川新城

医王寺 片葉の葦(愛知県新城市)

いおうじ かたはのあし長篠の戦いの前日、武田勝頼が医王寺の阿弥陀池に生える葦に向かって「戦に勝てば扶持をやる」と言った勝頼の夢枕に葦の精霊が現れ、大敗するので戦いを止めるように告げた(夢告:予言の怪)怒った勝頼が精霊の腕を切り落とした(脅し...
豊橋豊川新城

羽衣の松(愛知県豊川市)

はごろものまつ天女(天人)が羽衣を松の木に掛けて豊川で水浴びをしていたところ、ある男が羽衣を奪い隠した天女は仕方なく男と結婚して男児を成したが、ある時羽衣を見つけて天に帰っていった(羽衣伝説)天女は乳の代わりに片葉の茶の実を残し、男児は成長...
豊橋豊川新城

千貫松(愛知県田原市)

せんがんまつ徳川家康の武将・本多広高(戦国武将)が田原城を攻めた時(戦国の戦い)、松の木が邪魔で火矢を思うように放てなかった広高は「千貫の金を出しても、あの木を取り除きたい」と言ったことから名が付いた(田原中都小学校正門横にあるが、現在は案...
岡崎豊田刈谷

鹿ヶ松(愛知県岡崎市)

しかがまつ別名・三鹿の渡し跡徳川家康が桶狭間の戦いで敗れて岡崎へ戻ろうとしたが、矢作川が増水して渡河できずにいたそこに1頭の鹿が現れて浅瀬を渡ったことから無事渡河できたため、後にその地に松を植えたまた川岸(岸水辺)で八剣神社に祈ると、神社の...
岡崎豊田刈谷

法蔵寺 御草子掛松(愛知県岡崎市)

ほうぞうじ おんそうしかけのまつ徳川家康が幼少の折、今川家の人質となったが、この寺で手習いを学び、書いた草子(文書)をこの松の木に掛けたとされる『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.60愛知県岡崎市 本宿町寺山