湧水

丸亀善通寺

鷺の井(香川県善通寺市)

さぎのい片羽が傷ついた1羽の青鷺が三日三晩羽を休めていた場所から湧き出てきたことから見つかった湧水(あるいは三日三晩雨が降った後に湧き出したとも)香川信景(戦国武将)の子・頼景がこの水を使って目を治したことから、眼病に効くとされた現在は埋ま...
高松坂出

八十場の霊泉(香川県坂出市)

やそばのれいせん悪魚(怪魚)退治した日本武尊(あるいは讃留霊王)一行は、その毒気に当てられて人事不省となった(化け物退治)その時神童が現れて、この湧水の水を飲ませて88名を正気に返らせた(地名の由来)崇徳上皇が崩御した後、遺体をこの水に浸し...
さぬき小豆島

大窪寺 杖泉(香川県さぬき市)

おおくぼじ つえいずみ四国八十八ヶ所霊場の結願所である大窪寺の奥の院にある空海が錫杖で地面を突いて出来たとされる湧水あるいは本尊に水を捧げるため、独鈷で岩の下を掘って湧き出たとされ、“独鈷水”とも呼ばれる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書...
さぬき小豆島

鼓渕(香川県さぬき市)

つづみふちかつてこの地に泉(湧水)があった剃髪し俗世への未練を断ち切るために静御前が、源義経から形見として渡された鼓(楽器)を捨てた淵鼓は、唐伝来で後白河法皇より平清盛に下賜され、屋島の戦いの折に波間に漂っているところを伊勢三郎が拾い上げ義...
木曽松本大町

太田清水(長野県塩尻市)

おおたしみず挙兵した木曽義仲が、馳せ参じた乳母子の今井兼平とこの地で出会ったこの湧水で兼平が馬の足を洗ったところ、たちまち馬が元気となり、この地は洗馬と呼ばれた(地名の由来)近くの「邂逅の清水」にも全く同じ伝承あり『日本の伝説3 信州の伝説...
木曽松本大町

義仲硯水(長野県木祖村)

よしなかすずりみず挙兵後北国へ出陣する木曽義仲が、鳥居峠まで来たところで大夫房覚明に願文(文書)を書かせた際に使った湧水義仲は近くの柳の枝を折り、「願いが成就するならば枝は根付くだろう」と湧水のそばに挿したが、その後大きく成長した(その後枯...
宮古島石垣大東

ンマリガー(沖縄県宮古島市)

んまりがー宮古島の祭礼であるパーントゥ(来訪神)で、神が出現する場所とされるこの湧水にたまった泥が、祭礼の際に厄除けとして人々に塗りたくられるものであるンマリガーは“産まれ井”のことンマリガーの水は産湯以外にも、死者を清めるために用いられた...
名護国頭

許田の手水(沖縄県名護市)

きょだのてみず首里から来た侍(殿様)が水を求めて湧水を訪ね、そこにいた娘(乙女)に手ずから水を飲ませてもらった侍は娘のことが忘れられず、ついに首里に呼んで妻とした(恋の伝説:玉の輿)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.73沖縄県名護...
浦添宜野湾

森の川(沖縄県宜野湾市)

むいぬかー奥間大親(おくまうふか)が天女(天人)が湧水で沐浴しているのを見つけ、松の木に掛かっていた羽衣を隠して、妻とした(羽衣伝説)その後天女は昇天したが、残された男児は後に察度王(琉球の名族)となった(生誕伝説)『日本の伝説2 沖縄の伝...
浦添宜野湾

烏帽子井(沖縄県西原町)

ゆぶしがー天女(天人)が沐浴しているところを見つけた男が羽衣を隠したため、天女はやむなく男の妻となる子供が生まれたが、ある時子守唄から羽衣のありかを見つけ、それを身につけると子供を抱えて天に昇ったこの湧水を保護するため、茅で烏帽子のような蓋...